例えば、『魔女の宅急便』を作っていた時には、「どうやってキキ(主人公)を作ろう」と宮さんが悩んでいて、2人で吉祥寺の街を延々と散歩したことがあるんです。2人で喋りながら歩いていたのですが、なかなか思いつかないでいる時に突然、彼が「リボンだ。リボンを大きくすればいい」と言い出したんです。そこでパッと喫茶店に入って、紙に顔を描いて、そしてリボンをでっかく描いたんです。「これだ!」と言って。
それで、「何でリボンが大きかったか?」ということですよね。見た目は単に大きいだけだけど、翻訳すると、リボンがキキを守っている、つまりまだ自立はしていない、自立したらこんなに大きなリボンはしなくて済む、なんて考えるんですよ。キキの持っている弱さの象徴ですよね。
また、キキのそばに(言葉を喋る黒ネコの)ジジがいますよね。リボンのことと同時に、キキが心の中で思うことをキキとジジで話せばいい、とも考えたんですね。(キキが成長したことによって)ジジは最後、喋れなくなりますよね。
"(via kwwwsk)